稲ヶ谷経て雨乞岳(2011-04-17)

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2011年4月17日(日) 稲ヶ谷経て雨乞岳

先月末から福寿草は十分満喫し次はイワウチワを見たいところ、しかし例年行っている比良の山は雪が多そうだったので早いかもと思い鈴鹿の雨乞岳を目指す事にしました。
なお今回はイチマル氏サイトや他色々なサイトを参考にしました。

R1を東進し土山より県9→R477・鈴鹿スカイライン(滋賀県側のみ鞍掛峠まで通行可)と進み稲ヶ谷登山口に8:15着、付近に車を停める。

稲ヶ谷登山口8:24→稲ヶ谷小滝8:36→高巻き分岐→稲ヶ谷大滝8:46(少し戻る)→高巻き分岐→稲ヶ谷途中の標識(標高790m付近)9:27(少し休憩)→東雨乞岳西側10:25→雨乞岳10:32→雨乞岳北側岩稜10:39→雨乞岳10:50(少し休憩)→東雨乞岳11:02→三人山11:20→標高点967m・沢谷の頭11:44(昼食)12:00→いっぷく峠12:17→鈴鹿スカイラインに出る12:27→稲ヶ谷登山口12:58着でした。

稲ヶ谷はなかなか荒れ気味だとは聞いていましたが今まで歩いた事がなく挑戦して来ました。
入口から沢沿い道でさっそく崖際の巻き道です、稲ヶ谷小滝を過ぎ暫くでテープ印が右岸へと導きますが稲ヶ谷大滝を見たいので直進します。
ちなみに標識はありません。
高巻き分岐まで戻り右岸を登ります、崖際トラバースやロープ場有りの険しいルートですが今年初のイワウチワも見れ満足です。
(歩き難い道なので初心者や山慣れてない人は止めておいた方が無難かと思います。)

植林地に出て少し下り再び沢沿い道を進みます、ここから暫くは危険度は減りますが道は分かり難いです。
やがて稲ヶ谷の途中(標高790m付近)に貴重な標識があります、この先は意外に広い谷です。
終盤は水が無くなり涸れ沢となり滑り易い急登を経て最後は猛烈な笹薮でした。

笹薮を抜けた場所は東雨乞岳西側、見覚えのある標識が立ってました。
その後は雨乞岳北側岩稜まで行き引き返します。

東雨乞岳からは郡界尾根を下ります、三人山付近までは心地良い樹林で歩き良い。
三人山の東側からは植林混じりで細かいピークが続き少し疲れました。
標高点967m・沢谷の頭では一瞬南尾根を下りたら近道と考えるも下調べが足りず断念、郡界尾根を東へ進み鈴鹿スカイラインに出ました。

花はニッコウネコノメソウ、ハナネコノメ、ボタンネコノメソウ、イワウチワ、タチツボスミレ(山中では少し)、ヤマネコノメソウが見れました。
木に咲く花はダンコウバイ、タムシバが咲いていました。

今回初めて稲ヶ谷ルートを歩きましたが前評判通り荒れており、要注意箇所も沢山ありました。
特に危ないと感じたのは前半の高巻きで崖際トラバースは慎重に進みました。
また終盤近くのザレた急登と笹薮も手強く感じましたね。
それと稲ヶ谷コース全般的に渡渉を幾度とするので雨天や増水時は止めておいた方が無難でしょう。

今回の地図(別ウィンドウで開きます)

ニッコウネコノメソウかな? 可憐なハナネコノメ。

稲ヶ谷小滝。(上部) ハナネコノメ。

ボタンネコノメソウ。 稲ヶ谷大滝。

可憐なイワウチワ。 可憐なイワウチワ。

可憐なイワウチワ。 ロープもある急登。

可憐なイワウチワ。 稲ヶ谷の途中にて。

ヤマネコノメソウ。 ボタンネコノメソウの群落。

稲ヶ谷上部にて。 南雨乞岳を望む。

稜線に出て雨乞岳を望む。 雨乞岳より東雨乞岳を望む。

雨乞岳北側岩稜からの眺め。 飛行機雲と東雨乞岳。

郡界尾根を下る。 郡界尾根より鎌ヶ岳を望む。

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