三国岳、烏帽子岳、狗留尊山(2010-05-02)

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2010年5月2日(日) 三国岳、烏帽子岳、狗留尊山

今年のGWは4/30と5/1が仕事以外は休みに恵まれ何処へ行こうか考える。
山ばかりでは嫁が怒るので家族でお出掛けを一日は確保して、天気の良さそうな日を山行きに充てる事にする。

いつもながら行先を決めるのは適当で、孫太尾根からコグルミ谷登山口までの縦走も良いなと思いつつ。
二週間程前のレポで三国岳付近でもカタクリが咲いてると聞き悩む。
実は三国岳と烏帽子岳は未踏で行ってみたい山でもあり。 昨年開通した五僧峠〜時山の林道経て時山から三国岳、烏帽子山と廻ることにしました。

今回もガソリン代節約と林道での走り易さ考えバイクで行きます。
家をやや早めに出て下道経由で多賀の山奥へ入り、更に権現谷林道経て多賀〜時山林道で五僧峠を越え県139で時山バンガロー村付近に8:40着。
清内橋付近にバイクを停める。

尚、権現谷林道はコンクリート舗装こそしてあるが落石が多く車ではまず走り難いと思います。 今回はバイク(オフロードバイク)なので多少の落石は苦ではなかったが車だと少々厳しそう。
五僧峠を越える林道、多賀〜時山線は舗装も新しく落石も少なくそれ程心配はありません。

時山8:44(阿蘇谷コース)→阿蘇谷上部9:47(少し休憩)→稜線に出る10:11(三国岳三角点へは寄らず)→三国岳10:25→三国岳最高点10:32(水分補給)→三国岳10:40(県境尾根)→10番鉄塔11:29→烏帽子岳11:53(水分補給)→狗留尊山12:17(昼食)12:33(烏帽子岳へ寄らず短絡道)→分岐13:01(北尾根コース)→時山バンガロー村→時山13:37着でした。

前日夜に行先決めたもので山の本とレポ等で軽く見た程度で、とりあえず阿蘇谷より登り三国岳から烏帽子岳と廻る事にしました。
おまけに昭文社地図を忘れ頼りは道標類と山域地地形図とGPSのみです。

阿蘇谷ルートは白い橋を渡り入る、中盤まで少し分かり難い場所もあるが地図を見れば間違いに気付くと思います。
鉄塔巡視路を兼ねているのでやけに整備されてる場所もありますが、反面古くなり微妙に折れそうな丸木橋が幾つかあり。
渡り難い場所以外は避けた方が無難です。

やがてワサビ田を過ぎると美しい森が現れ新緑と鳥の囀りに癒され小休止です。
そこを過ぎると沢から離れキツイ登りを経て稜線に出ます、やや見頃過ぎでしたがカタクリに出会えました。
カタクリ探索に夢中で地図を見ておらず、三国岳三角点に気付かず通過(-_-;)
その後、三国岳と三国岳最高点と歩き再び三国岳へ戻ります。

ここから県境稜線を烏帽子岳へ向かいますがいきなり入口を間違えます、正しい分岐には標識は何も無く踏跡があるだけで分かり難いです。
この尾根でもカタクリが見頃できれいでした、またコバノミツバツツジも沢山咲いていました。

烏帽子岳までは登り降りが多い道で思ったより疲労感を感じました。
中部電力の鉄塔を越えると後は登り、もうひと頑張りして山頂に着きました。
ここで昼食にしようかと思いましたが人が多いので狗留尊山まで足を伸ばします。
狗留尊山には電波の反射板があり、眺めも良く藤原岳から伊勢湾方面が見えました。

昼食の後、狗留尊山方面(短絡道で狗留尊山には寄らず)に戻り北尾根コースを下りました。
ここも鉄塔巡視路を兼ねており、プラ階段が多く膝にはあまり優しくない道でした。

花はオオバタネツケバナ、マムシグサ、サワハコベ、キランソウ、ムラサキケマン、タチツボスミレ、カタクリ(終わりかけ)、ニシキゴロモ、イワウチワ(終わりかけ)、シハイスミレが見れました。
木に咲く花はシロモジ(若しくはアブラチャンかクロモジ)、コバノミツバツツジ、タムシバが咲いていました。

今回の地図(別ウィンドウで開きます)

日が差して新緑がきれいだ。 これはキランソウかな。

新緑が気持ち良い。 美しい樹林。

もう少し沢が続く。 今年初のカタクリ。

光を受けるカタクリ。 霊仙山方面を望む。

烏帽子岳、狗留尊山を望む。 カタクリ。

羽ばたく様なカタクリ。 イワウチワは終わりかけ。

シロモジだろうか? カタクリ。

これはニシキゴロモ。 狗留尊山から伊勢湾方面を望む。

県境稜線から霊仙山方面を望む。 カタクリ。

イワウチワ。 シハイスミレ。

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