2月末頃は暖かい日もあったが3月初旬は再び寒くなり雪も何度か降ったので雪山も期待出来そう。
そこでなるべくトレースが付きそうにない龍松寺東南東尾根経て釣瓶岳、武奈ヶ岳と登り、下山には細川尾根を使うことにします。
大津市の外れの葛川細川には8:02着、細川休憩所前に車を停めます。
細川休憩所8:17→八幡神社8:24(龍松寺東南東尾根)→標高点713m峰9:24(水分補給・スノーシュー装着)→小ピーク10:25(少し休憩)→細川越10:44→武奈ヶ岳11:24(昼食)11:36(細川尾根)→標高点706m峰12:15(標高520m付近でスノーシュー取外し)→杣道に出る12:43→細川休憩所12:49着でした。
八幡谷右岸沿い林道を入り八幡神社先の堰堤が見える付近より尾根に取付きます。
初めはかなり急登で適当にジグを切りながら進みます、積雪量はそれ程多くなく気を抜くと雪の下の倒木や岩に乗って突っ掛る事が多かったです。
標高600m付近より傾斜も緩やかになりますが雪も多くなります、そこで標高点713m峰にてスノーシュー装着します。
ここから暫く傾斜が緩く、再び登り気味となり木々にも樹氷が付き始め快適な尾根道でした。
約2時間少々で稜線の小ピークに到着、曇りがちながら好展望で釣瓶岳も武奈ヶ岳も雪化粧した美しい様相でした。
当初の予定では釣瓶岳へ行くつもりでしたが足の疲労が溜まり、釣瓶岳へは寄らず武奈ヶ岳方面へ進みます。
葛川越までの稜線は雪庇が出来ているがやや狭い尾根で、それを避けるとクラスト気味で少し注意が要ります。
そして葛川越付近からは雪庇が大きく発達していて見事です、ただ登り返しは辛く足が重かったですね。
武奈ヶ岳には沢山の人々が居て改めて人気ぶりが伺えます。
また天気も回復傾向で昼食後には青空も見え出し展望も良好でした。
下山は細川尾根を下ります、今まで未踏でして一度は歩きたい道の一つでした。
この日はトレースも有って道も分かり易かったですが、下る場合は地図やGPSでしっかり確認して支尾根に迷い込まない様にしましょう。
雪は程々にありましたが傾斜がキツくスノーシューの扱いが難しく何度か転倒してしまいました。
そして標高520m付近でスノーシューを外し、植林の仕事道を下り杣道経て細川休憩所へと至りました。
![]() 堰堤手前で尾根に取付く |
![]() 心地良い樹林 |
![]() 樹氷の尾根道 |
![]() 小ピークより武奈ヶ岳を望む |
![]() 小ピークより釣瓶岳を望む |
![]() 山頂付近より釣瓶岳方面を望む |
![]() 武奈ヶ岳より西南稜方面を望む |
![]() 武奈ヶ岳よりシャカ岳方面を望む |
![]() 武奈ヶ岳山頂は大賑わい |
![]() 細川尾根でも樹氷が美しかった |