二週間前の大雪は滋賀県内でもそこそこ降らせた様で、比良方面も雪がありそう。
なるべくトレースの無い山でスノーシューを愉しみたく、新ルート開拓も考え鎌倉山を目指します。
家を朝早めに出て坊村には8:10着、葛川市民センターに車を停める。
坊村8:20(林道途中でスノーシュー装着)→尾根取付8:46→標高点827m峰(P827)9:53(水分補給)→標高点895m峰(P895)10:43→鎌倉山11:25(昼食)11:34→ブナ平12:00→モミジ平12:10(水分補給・スノーシュー取外し)→坊村12:30着でした。
新ルートは地図上では予習はしているが現地の実情は当然分からず、行きに通って行く事にします。
キャンプ場奥の林道に入ると早速雪が有り、徐々に沈むようになったので途中でスノーシューを装着する。
そして林道がカーブした地点より尾根に取付きます。
ここも固い雪がありそのままスノーシューのまま急登を登ります。
尾根芯に乗っても急登は変わらず汗が噴き出ます。
そして標高650m付近より勾配が緩やかになり、雪も柔らかくなって落葉樹の広い森に出ます。
ここから再び植林気味に戻り、登りもキツくなります。
小さなピークで地図とGPSを確認すると目指していた標高点827m峰だと判明、少し展望がある以外は地味な山頂ですが落葉樹落ち着きが良い雰囲気でした。
ここからは小さなアップダウンを繰り返す緩やかな尾根道となります。
植林気味な事もあり展望は殆どなく間違えそうな場所も多く注意が必要です。
府県境尾根に合流し暫くで標高点895m峰到着、こちらは展望も少なく地味な山頂でした。
せっかく登ったのに少し下って再び登り返し、しかも微妙にルートミスもあり結構キツかったです。
そして鎌倉山には11:25着、なんとか昼前には着けました。
ここからは前日以前のトレースもありましたが、一部は消えかけていて少し間違えました。
尾根道で分かり易いとは言え下りでは間違えると谷へ下りてしまうので要注意です。
下山はサクサクッと歩いてモミジ平でスノーシューを外し、坊村へと至りました。
今回は雪の状態が多くても固めでそれほど重くなく無事新ルート開拓が出来ました。 ただアップダウンが結構あるのと急登も多く体力は有った方が楽でしょう、また登山道ではないのでGPSを持っていても下準備とルート探索能力が必要だと思います。
![]() なかなか急登で堪える尾根です |
![]() 落葉樹の森は心地良い |
![]() 標高点827m峰にて |
![]() アップダウンが多い |
![]() 標高点895m峰にて |
![]() 武奈ヶ岳方面を望む |
![]() ブナ平にて |
![]() モミジ平からの展望 |