2011年4月29日(金) 釈迦岳、堂満岳
今年は残雪が多く比良の春は例年より遅そう、しかしそろそろイワウチワが咲いてると思い釈迦岳を登る事にしました。
琵琶湖大橋を渡りR161(バイパス)を北上しイン谷口に7:50着、舗装路沿いに車を停める。
イン谷口7:57(大津ワンゲル道)→釈迦岳9:22(少し休憩)→カラ岳9:42→比良ロッジ跡10:00→八雲ヶ原10:12(水分補給)→北比良峠10:28(シャクナゲ尾根)→金糞峠10:52→堂満岳11:25(昼食)11:35→ノタノホリ12:26→別荘地に出る12:41→イン谷口12:51着でした。
大津ワンゲル道も今回で三度目なのでルートに不安はない、ただ倒木が多くやや歩き難い。
中盤ではシャクナゲが見頃、イワウチワも良い感じでした。
釈迦岳からは尾根道を比良ロッジ跡へ向かう、途中残雪があり雪が多かった事を改めて感じる。
比良ロッジ跡では偶然ゴミの山が見えたので、前々から新聞記事にも載っていたゴミ問題を思い出し現場かと思い寄ってみました。
埋まっていたモノは陶器類、ガラス、空き缶、コンクリートガラ、プラスチック屑、鉄屑など。
恐らくこれが新聞記事に載っていたゴミでしょう。
個人では大きな事は出来ないが推移を見守っていきたいと思います。
写真を数枚撮り八雲ヶ原へ向かう、こちらもスキー場閉鎖で人工物は撤去されたがとても元の自然には戻りそうにない。
いつ来ても思うが無機質な池と荒れた山肌は可哀相です、昔の姿を知らない私には元の八雲ヶ原湿原と付近一帯がどんな感じだったかは想像しか出来ません。
それでも八雲ヶ原湿原では花や昆虫は戻っているようで今回はミズバショウを見れました。
天気が良ければ武奈ヶ岳も考えたがあいにく曇天で気が乗らず、堂満岳経由で下山する事に決定。
北比良峠より未踏のシャクナゲ尾根経て金糞峠へ、残念ながらシャクナゲは蕾で開花には一週間は掛かりそうでした。
金糞峠から堂満岳ではイワウチワが咲き始め、もう少しで見頃でしょう。
その後、堂満岳よりノタノホリ経てイン谷口へ下りました。
花はタチツボスミレ、シハイスミレ、オオイワカガミ、イワウチワ、ショウジョウバカマ、バイカオウレン、ミズバショウ、イワナシが見れました。
木に咲く花はシキミ、コバノミツバツツジ、ヒサカキ、タムシバ、シャクナゲ、シロモジ(若しくはクロモジかアブラチャン?)が咲いていました。
あとキノコ類でツチグリが見れました。