タイジョウ、雨乞岳、清水の頭(2010-05-17)

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2010年5月17日(月) タイジョウ、雨乞岳、清水の頭

今日は土曜出勤の振替で休み、ハルリンドウを見に雨乞岳へ行く事にしました。
前日にルート色々考えた末、シャクナゲも見れるタイジョウ経由に決定。

林道歩きを避けたいのとガソリン代節約で今回もバイクを使う。

家をやや早めに出て下道経由で甲津畑林道に入る。
岩ヶ谷林道入口に着くとゲートが閉まっていて通行止と表示が、歩く準備はしたがよく見ると施錠はされてなかった。
道路工事中の通行止看板は規制解除中とあり工事はしてなさそう。
道路脇看板には普通車以上の車両は通行出来ませんと記載されているので、バイクは軽自動車扱いだと解釈し終点まで入る事にしました。

ただ普通車では狭いうえに途中から未舗装で落石もあるので奨めません。
私のオフロードバイクでは余裕でして終点付近に8:23到着、付近にバイクを停める。

岩ヶ谷林道終点(タイジョウはここから)8:31→タイジョウ9:26(少し休憩)→アゲンギョ10:08→杉峠の頭10:14→杉峠10:27(水分補給)→雨乞岳10:56(水分補給)→南雨乞岳11:07→奥の畑峠11:22→清水の頭11:26(昼食)11:40→奥の畑峠11:45→奥の畑谷上部11:52→奥の畑(奥の草原)12:13→奥の畑(手前の草原)12:24→奥の畑谷出合・蓮如上人御旧跡12:32(水分補給)→岩ヶ谷林道終点12:58着でした。

約1年振りに訪れたら色々な看板が増えて更には岩ヶ谷林道終点付近に小屋まで増えていました。
その小屋の近くに色々なサイトで話題に上がっていた"タイジョウはここから"の看板がありました。
丁度今回行こうと思ったルートに近いので行って見る事にしました。

初めこそ植林ですがすぐに心地良い森となり、炭焼き窯の跡に掘割の道と昔は歩かれていた様子が窺えます。
道沿いには200m.Postと119レスキューポイントの看板があります。
200m.Postは約200mごとに付けている様でしたが残念ながら途中でルートを外し2個しか見れませんでした。

今回は谷沿いを標高880m付近まで進み、そこからトラバース経て尾根筋に上がりました。
谷沿いは初めは傾斜も緩く谷の脇を進む感じです。
やがて終盤になるとガレた谷の登りとなり歩き難くなります、この辺りは大雨等では崖崩れや土石流が起こりそうに思えました。
トラバースはやや急なので要注意、その先は少し坂が急な以外は快適でした。

タイジョウからの尾根はシャクナゲが見頃で心地良かったです、今回はイブネには寄らず杉峠経て雨乞岳方面へ向かいます。
途中、ここにも200m.Postと119レスキューポイントがありました、200m.Postの残念なところは測地系が書いてない事です。

なぜか表示がズレて測地系が違うのか?と思ってしまった。

後日、東近江市山岳遭難対策協議会に問い合わせたところ、世界測地系だそうです。
表示がズレた理由は度分表記と度分秒表記が違ったせいで、私の勉強不足でした。
例)緯度N35°02.210→N35°02'12.6" 経度136°22.522→136°22'31.3″

度分表記。 度分秒表記。

その後、雨乞岳付近で今年初のハルリンドウに癒され、清水の頭より奥の畑経て岩ヶ谷林道終点へと歩きました。

花はヤマシャクヤク、コイワカガミ(イワカガミかも?)、タチツボスミレ、フモトスミレ、シハイスミレ、ワチガイソウ、オオタチツボスミレ、ニシキゴロモ(少し)、ハルリンドウ、ミツバツチグリ、オオバタネツケバナ(少し)、ミヤマハコベ、ヒメレンゲ、サワギキョウ、ヤマルリソウが咲いてました。
木に咲く花はコバノミツバツツジ、シャクナゲ、クロモジ(又はアブラチャン)、ムシカリが見れました。

今回の地図(別ウィンドウで開きます)

タイジョウはここから。 新緑が心地良い。

谷の上部はガレている。 秘密の花園にて。

タイジョウに着いた! シャクナゲが迎えてくれた。

薄いピンクのシャクナゲ。 コイワカガミかな?

鮮やかなシャクナゲ。 フモトスミレだろうか?

ワチガイソウ。 今年初のハルリンドウ。

ハルリンドウ。 ハルリンドウ。

ハルリンドウ。 雨乞岳より南雨乞岳、御在所岳を望む。

左側は清水の頭、遠くに綿向山を望む。 ハルリンドウのカルテット♪

清水の頭からの眺め、右端はタイジョウ。 奥の畑峠から雨乞岳を望む。

奥の畑(奥の草原)にて。 奥の畑(手前の草原)にて。

沢沿いに咲くヒメレンゲ。 日陰好きなタニギキョウ。

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